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高低差・動線・視線を丁寧に整えた、平屋住宅の外構設計/磐田市M様邸

vol.241
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高低差・動線・視線を丁寧に整えた、平屋住宅の外構設計

工事内容新築外構工事
工事カ所駐車場 アプローチ 人工芝 カーポート 防草シート+砕石 境界フェンス
プランのポイント高低差のある西玄関を自然に繋ぐ動線設計と、アプローチ上に屋根を掛けた濡れない暮らし動線、角地の視線を程よくコントロールする境界計画をバランスよくまとめた外構プラン
デザインシンプルモダン スタイリッシュモダン

今回手がけたのは、敷地の西面と南面が道路に面した角地の平屋住宅です。

建物はソイルチタンブラックの外壁をベースに、正面にアイボリー石調のアクセントを効かせ、サッシも屋根もブラックで統一した重心の低いモダンデザイン。

存在感のある外観だからこそ、「外構がどう寄り添うか」が設計のポイントになりました。


POINT 1 ─ 40cmの高低差を“目立たせない”階段設計
道路から建物まで約40cmの高低差があり、西側は深基礎仕様。これは角地の中でも設計が難しいポイントです。

そこで、
 ・既存ポーチと同じタイルで階段を3段追加
 ・段数と蹴上げ寸法を細かく調整
 ・正面から見たときの“階段の厚み”が強調されないバランス


これらを丁寧にコントロールし、高低差を感じさせないアプローチ動線をつくり上げました。

高低差処理は、外構の印象を大きく左右します。
今回は建物の重厚感に合わせ、無理なく自然に、しかし確実に安全性を確保することを優先しています。

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POINT 2 ─ 西玄関を自然に導く“末広がりアプローチ”
玄関から道路に向かって広がる形状のアプローチには、自然石「ユニソン クレモナストーン(カラー:ナチュラルベリー)」を用いた乱形石貼りを採用しました。

室内側・玄関側に重心を置き、そこから道路へと緩やかに開いていく末広がりのラインとすることで、玄関まわりを引き締めつつ、前面道路へ視界と動線が自然につながる構成としています。

この形状には、

 ・玄関まわりをコンパクトに引き締め、平屋の落ち着いた佇まいを強調する
 ・道路側への広がりによって敷地全体を伸びやかに見せる
 ・来客時にも直感的に動線が理解できる


といった効果があり、西玄関特有の正面感を穏やかに演出するアプローチデザインとなっています。
アプローチ両側は土間コンクリート。
その中に人工芝の直線ラインを溝としてデザインし、土間の単調さを打ち消す役割と同時に、乱形石の曲線とのコントラストを楽しめる構成にしています。

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POINT 3 ─ アプローチ上に屋根を掛ける“生活動線の最適化”
敷地西南の駐車スペースには、カーポート「三協アルミ スカイリード トリプル(5080 H25)」を設置。
今回は柱間口移動納まりを採用し、アプローチの上まで屋根が掛かるよう計画しました。

これにより、

 ・車から玄関まで完全に濡れずに移動できる
 ・日常の使い勝手が格段に向上
 ・建物のブラック基調とカーポートのフレームが引き締まった外観を形成

といった“暮らしの質”に直結するメリットが得られます。

外構は見た目も大切ですが、毎日の動線がきちんと整っていることが、実は満足度を大きく左右します。今回はその点を特に意識しました。

carport-sankyoo-skyreed-triple-5080

POINT 4 ─ 角地の“見られやすさ”をコントロールする境界計画
南側と東側の境界には、木調アルミフェンス「LIXIL フェンスAB TS2型(カラー:クリエモカ+ブラック)」を配置。

建物がシックな色合いなので、フェンスにはあえて木調を取り入れ、

 ・黒基調の外観に柔らかさを足す
 ・庭のプライバシー感を高める
 ・道路からの視線を適度にカットする


という役割を持たせています。

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さらに南側には人工芝を敷設し、“見られやすい角地でも、落ち着いて過ごせる庭”を実現。
フェンスと人工芝の組み合わせで、実用性と景観性の両方を整えました。

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POINT 5 ─ 使い勝手の良い“裏動線”としての門扉計画
カーポート後方には、アルミ片開き門扉「LIXIL 開き門扉AB ウッディTS1型(08-12)」を設置。
駐車場から庭へ直接アクセスできる裏動線として、生活効率を上げる役割を果たします。

家族の動線、来客時の導線、メンテナンス動線──
どのシーンでも活躍できる、使いやすいよう動線の配置にしています。

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「外構は“住まいの設計を補う”大切な要素」
今回の外構は、

 ・建物のデザインを損なわない高低差処理
 ・自然に玄関へ誘導するアプローチ形状
 ・雨に濡れない生活動線
 ・視線をコントロールする境界計画
 ・利便性を高める裏動線の確保


これらを丁寧に積み上げながら、角地の特性と平屋の魅力を最大限に引き出すことを意識しました。

住宅そのものがしっかり存在感を持っているからこそ、外構は“足りない部分を補い、良い部分を引き立てる”役割を果たします。

実際の暮らしにしっかり寄り添う、機能とデザインのバランスが整った外構計画となりました。



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